それ、自分に合ってる?タイプ別で選ぶ洗い流さないトリートメントの選び方!
2017.3.22しっとりつやつや、きれいな髪に憧れている人は、少なくないのではないでしょうか。
しかし毎日の生活の中で浴びる紫外線や乾燥した空気によって、ヘアケアの足りていない髪は次第にダメージを受けたバサバサの残念な髪に変化してしまいます。
シャンプーだけではケアしきれない困った髪には、洗い流さないトリートメントをプラスしてみませんか?
洗い流さないトリートメントはその名の通り、手にとって髪に馴染ませたあと流す必要のないトリートメントです。
洗い流さないからこそ髪にしっかり浸透して、普段のシャンプー&トリートメントだけではカバーしきれなかったダメージや乾燥にもしっかりアプローチしてくれます。
健康的な髪に導いてくれる洗い流さないトリートメントを活用して、つやつやヘアを手に入れませんか?
実はたくさん種類がある洗い流さないトリートメント
洗い流さないトリートメントと言うと、もっとも一般的なのはオイルタイプのアイテムではないでしょうか?
しかし実際にドラッグストアに足を運ぶと、オイルタイプの他にも「ミルクタイプ」「ウォータータイプ」「ジェルタイプ」などの種類が展開されていることが分かるはずです。
それぞれに特徴やメリット・デメリットが異なるため、髪のボリュームで悩んでいるのか、ダメージで悩んでいるのかなど一人ひとりの悩みに寄り添った商品を選ぶことが大切です。
また、髪質によって同じ商品でも効果の出方が変わりますので、タイプ別の性質をよく知った上で使い分けましょう。
これからご紹介するタイプごとの特徴を参考にしながら、自分に合った洗い流さないトリートメントを見つけてくださいね。
タイプ | オイル | ミルク | ウォーター | ジェル |
---|---|---|---|---|
悩み | ツヤがない髪 ボリュームが多い髪 酷く傷んだ髪 |
傷んだ髪 パサつく髪 細毛・猫っ毛 |
乾燥・広がる髪 ゴワつく髪 寝癖直し |
酷く傷んだ髪 パサつく髪 硬い・太毛 |
特徴 | ダメージ保護 髪の補修 髪質改善 |
髪の保湿・補修 | 髪の補修 寝癖直しやスタイリング剤の代用 |
髪の保湿 やわらかい質感にする |
使用感 | べたつくものやサラッとしているもの様々 | べたつきは少なくしっとりとした仕上がり | 軽い使い心地 | オイルほどべたつかずミルクやウォーターほど水分量が多くない |
効果 | 乾燥防止や静電気防止 つや感のあるサラサラストレートヘアになる |
髪に水分を与えてまとまりやすくやわらかいくし通りの良い状態になる | 気になる部分へ集中的にうるおいを与えられる | 髪の内部まで浸透しダメージをケア ぱさつきやごわつきの原因に直接アプローチして改善する |
オイルタイプ
まずは、洗い流さないトリートメントの定番商品として数多く展開されているオイルタイプです。
椿油をはじめ、植物性のオイルを使用した商品も多く、お肌が敏感で頭皮に付着したトリートメントから肌トラブルが発生してしまうことが心配な人も、比較的使いやすいのが特徴です。
オイルタイプのトリートメントは、髪の表面にあり美しい見た目に影響するキューティクルを、しっかりコーティングしてくれるのが強みです。
つや感のある、サラサラストレートヘアを手に入れたい人には、オイルタイプをおすすめします。
さらにダメージヘア、枝毛、切れ毛などに悩まされている人も、オイルで包み込んでケアしましょう。
キューティクルを覆うオイルトリートメントは、乾燥防止や静電気防止などのメリットも持ち合わせています。
デメリットとしては、人によってオイル特有のべたつきが気になってしまうという点が挙げられます。
もともと髪の油分が多い人や、べたついた質感が苦手という人は慣れるまで時間がかかるかもしれません。
特に、乾いた髪にオイルトリートメントをつけると、馴染みにくくべたついてしまうためお風呂あがりの濡れ髪に使用してください。
てのひらに10円玉程度の量を出したあと、両手をすり合わせて広げ、毛先へ重点的にこすりつけるように馴染ませます。
こうすることで、オイル特有のべたつきを最小限に抑えながら髪を保湿できますが、どうしても気になるようであれば自分に合うトリートメントを探してみましょう。
ミルクタイプ
オイルと同じように、ぱさついた髪の中でも特に水分不足に陥った髪を優しく包み込むトリートメントとして、ミルクタイプも人気を集めています。
オイルに比べ、べたつきは少なくよりしっとりとした仕上がりが特徴です。
冬場、皮膚なども含めて乾燥しやすい時期や、ドライヤーなどの熱ダメージを受けやすい髪に水分を与えてまとまりやすくなるでしょう。
からまりやすい髪やかたくキシキシしている髪も、ミルクタイプのトリートメントを使用することでやわらかくくし通りの良い状態に導いてくれます。
メリットとして、保湿効果の高さと軽やかな使い心地が挙げられます。
洗い流さないトリートメントは、髪に馴染ませたあとそのまま放置できることが魅力ですが、合わないトリートメントの場合は髪に付着した感覚が重く、違和感を覚えてしまうことがあります。
付け心地のさらりとしたミルクタイプのトリートメントなら「トリートメント特有のもったりとした質感が苦手」という人でもあまり気にならずに使用できます。
一方で、オイルのように髪をコーティングして熱やダメージから守るという効果はやや実感しづらくなってしまいます。
乾燥が原因で膨らんでしまった髪なら高い効果を実感しやすいものの、もともと痛んでいる髪をつや感やサラサラの質感へ変えたいときには、ダメージケアに特化したトリートメントを使用することがおすすめです。
ミルクタイプのトリートメントは、うるおいを失った髪をしっかり保湿する目的で使用しましょう。
ウォータータイプ
ミルクタイプの軽い使用感がお好きな人で「ミルクタイプよりもさらに軽い使い心地の洗い流さないトリートメントはないかな?」とお探しの人には、ウォータータイプがおすすめです。
ウォータータイプのトリートメントは、髪に直接スプレーすることで気になる部分へ集中的にうるおいを与えることができます。
髪にもみこんでじっくり浸透させていくエッセンスタイプや、霧吹きのように吹き付けることで広い範囲にうるおいを与えるミストタイプなどが展開されていますので、使いやすいものを見つけましょう。
また、ドライヤーやヘアアイロンを使用する前にあらかじめ馴染ませることで、ダメージを抑えてくれるウォータータイプのトリートメントもおすすめです。
メリットとして、とにかく軽い使用感が挙げられます。
べたついたり絡みついたりするような使用感が苦手な人は、ウォータータイプのトリートメントをさっと馴染ませて、髪のうるおいをキープしましょう。
また、手軽に吹きかけて使えるウィータータイプのトリートメントは、朝の寝ぐせ直しやスタイリング材を兼ねている商品もありますので、忙しい人も有効活用できそうですね。
ただし、こちらもダメージリペアやつや出しには高い効果を実感しづらい傾向にあります。
保湿効果についても、ミルクタイプに比べるとやや物足りないと感じてしまう場合があります。
手軽に使えるトリートメントとして日常的に使いながら、特にダメージや乾燥が気になるときには他のトリートメントを重ねづけするなど、臨機応変にケアしましょう。
ジェルタイプ
オイルタイプほどべたつきづらく、ミルクタイプやウォータータイプほど水分量が多くない、独特の質感を持っているのがジェルタイプのトリートメントです。
ダメージを受けてきしんだり、絡まったり、ぱさついたりと、困った髪もほどよい弾力のジェルで優しく包み込んでくれます。
ジェルタイプのトリートメントの中でも、特に水分量の多いものは「ゲルタイプ」と分類される場合があります。
ジェルタイプのトリートメントは、独特の弾力が髪を包み込んで、保湿成分やダメージケア成分がしっかり浸透することが魅力です。
ジェル特有の高いコーティング力で髪を包み込むことで、髪にうれしい成分を逃すことなく閉じ込めることができるのです。
表面だけでなく、髪の内部まで浸透してダメージをケアすることで、ぱさつきやごわつきの原因に直接アプローチし、改善してくれます。
現在、髪の状態に悩まされている人やカラーチェンジ・パーマなどを頻繁に行う人は、ジェルタイプのトリートメントでしっかりケアする習慣をつけましょう。
大きな効果を実感しやすい反面、肌の弱い人やもともとの髪質が良好な人はジェルタイプのトリートメントの刺激に敏感に反応してしまう場合もあります。
トリートメントの成分表示をよく読み、添加物の有無などトラブルにつながりそうかどうか事前に確認しましょう。
いきなり髪全体にトリートメントを広げるのでなく、まずは部分的に使用して一日程度様子を見て、悪い影響がなさそうなら徐々に広い範囲に馴染ませていくと安心です。
おすすめは、「オイルタイプ」または「ミルクタイプ」
さて、ここまでさまざまなタイプごとに洗い流さないトリートメントの特徴やメリット・デメリットについてご紹介してきましたが「結局、どれを使えばいいの?」と悩んでしまうかもしれません。
これまで、洗い流さないトリートメントを使用したことがない人は、まず定番のオイルタイプ、もしくはミルクタイプを試してみることをおすすめします。
オイルタイプ・ミルクタイプのトリートメントは商品数も多く、コストも配慮しながら手軽に試せるため初心者も手を伸ばしやすいのが特徴です。
また、それぞれダメージケア成分や保湿成分がたっぷり含まれているため、トリートメント使用後の髪質の変化も実感しやすいでしょう。
3日~数週間程度使い続けて変化を確かめながら、使用感や効果など気になる点があれば別の商品と比較するのもいいですね。
「髪質に合わせて使い分ける」ことが重要!
スーパーやドラッグストアでも簡単に手に入る、価格が安いため手を伸ばしやすいなどの理由から、おすすめのトリートメントを絞っていくことはできますが、使用感に満足ができなかったら視野を広げいろいろな商品を試しましょう。
例えば、ボリュームが多く広がってしまうダメージヘアに悩まされている人に、好評価を受けるトリートメントがあるとします。
それを「評判だから」とボリュームレスに悩むぺたんこヘアの人が使っても、物足りなく感じるでしょう。
「友人がいいと言っていた」「雑誌で紹介されていた」という商品でも、自分の髪質に合わなければ効果は実感しづらいものです。
まずは自分の性質を知り、どんなトリートメントが合うのか自分自身でよく知ることが大切です。
試供品や商品モニター、トラベル用品の使いきりサイズなども活用しながら「どんな商品を使うとどんな効果が出る?」と確認しましょう。
さらに、毎日の髪のコンディションを見ながらトリートメントを使い分けることも大切です。
ブリーチ後のようにダメージを受けている髪にはオイルタイプやジェルタイプを使用し、ダメージが落ち着いてきたらミルクタイプやウォータータイプに切り替えるなど、その都度髪にとって一番いい状態に導けるトリートメントを判断しましょう。
髪はお肌や内臓の状態と同じように、毎日少しずつ変化しているものです。
よく観察しながら、その時どきで不足している成分や栄養素を髪に与えるつもりで洗い流さないトリートメントを効果的に活用してください。
まとめ
ふと鏡に映った自分の髪を見て「あんまりきれいな状態じゃないかも?」と感じるのは悲しいものです。
メイクやファッションと同様に、人の印象を大きく変える髪だからこそ、シャンプーだけでなく毎日のケアを徹底して、美しいものに導きましょう。
オイルタイプ、ミルクタイプ、ウォータータイプ、ジェルタイプなど、いろいろな種類で展開される洗い流さないトリートメントは、髪質に合ったものを選ぶことで高い効果が実感できます。
一人ひとり、もともとの髪質が違うのはもちろん、日によってコンディションが変わります。
ダメージの状態や仕上がりの好みなどに合わせて、ぴったりのトリートメントを選ぶことで理想の髪質に近づけます。
今回ご紹介した内容を参考に、お悩みを解決してくれるトリートメントを見つけ、美しい髪を手に入れてくださいね。
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